
期間工ってどんな職業?

期間工には興味があるけれど、具体的にどういった職業でどういった特徴があるのかわからないという人も少なくないでしょう。そこで、ここでは期間工についてその特徴だけではなく、メリットやデメリットも含めて紹介します。
期間工で入寮を希望する場合には

期間工の仕事を選ぶのには人によって様々な理由がありますが、期間工の魅力の一つとして寮が用意されていることが多いということが挙げられます。しかし、場合によってはその寮暮らしが後悔の原因となることもあるので押さえておきたいポイントをお教えします。
期間工のデメリットとは?
お金は入ってもスキルが身につかない
期間工のデメリットとして挙げられるのが、長く働いても他社で活躍できるようなスキルが身につかないということです。工場で何年も働き、従事している工程でプロフェッショナルになったとしても、そのスキルはあくまでも、その工場の従事している工程でしか通用しません。長く働いても、そこで身につけたスキルは、基本的にその職場でしか活かせず、期間工を辞めた後、再就職するのが難しい状態となることもあります。 まとまったお金が稼げるからと、ずるずると更新をして働き続けることで、40代、50代になって体力が不安になり辞めてみると、どこにも働ける場所がないということにもなります。期間工で働く際には、フォークリフトなどの資格を無料で取らせてもらえるところもあるので、このような会社なら仕事を辞めてもスキルを活かした仕事に就くことも可能になります。

期間工で働いても稼げないこともある
期間工では稼げると考えている人が多いかと思います。実際に年収400万円以上稼いだり、一年で200万円も貯蓄ができたりする人もいるようです。本当にこのぐらい稼げるケースもあるのですが、場合によっては稼げないこともあります。その稼げない理由として挙げられるのが景気です。 期間工は、自動車関連の会社が主ですが、自動車関連は世界の景気に大きく左右されます。特別なスキルや経験がないのに、年収400万円以上稼いだり、一年で200万円も貯金ができたりするのは、それだけ多く働いているからです。景気が悪化すると生産量が減少するために残業が極端に減りますし、今まで交代勤で深夜手当や交替手当がついていたのに日勤のみとなってしまい大幅に収入が減ってしまうケースもあります。しっかりと稼げるからと、地方から出て寮にまで入って働いていたのに、急に景気が悪くなって、結局地元と変わらない程度の収入しか得られなかったということも起こります。